黄昏のエポック - バイロン郷の夢と冒険

かわまりの読書ルーム II

Entries from 2021-08-26 to 1 day

【読書ルームII(41) 黄昏のエポック- バイロン郷の夢と冒険】

第四話 青い空、青い海 (一八○九年夏 ~ 一八一一年秋 ポルトガル→スペイン→アルバニア→ギリシア→トルコ→ギリシア→イギリス 5/18) このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。マドリッドの独立門とサン・ルーカル・デ・バラメーダの写真を掲載…

【読書ルームII(40) 黄昏のエポック- バイロン郷の夢と冒険】

第四話 青い空、青い海 (一八○九年夏 ~ 一八一一年秋 ポルトガル→スペイン→アルバニア→ギリシア→トルコ→ギリシア→イギリス 4/18) このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 シントラ見物とリスボンの目ぼしい場所や歴史遺跡の見学を終え、バ…

【読書ルームII(39) 黄昏のエポック- バイロン郷の夢と冒険】

第四話 青い空、青い海 (一八○九年夏 ~ 一八一一年秋 ポルトガル→スペイン→アルバニア→ギリシア→トルコ→ギリシア→イギリス 3/18) このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 「僕は体で風土(ク ラ イ ミ ッ ト)を感じることができる。ほら、大学に…

【読書ルームII(38) 黄昏のエポック- バイロン郷の夢と冒険】

第四話 青い空、青い海 (一八○九年夏 ~ 一八一一年秋 ポルトガル→スペイン→アルバニア→ギリシア→トルコ→ギリシア→イギリス 2/18) このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 あたりが暗くなりかけた頃、バイロンは自分の船室に引き上げた。が…

【読書ルームII(37) 黄昏のエポック- バイロン郷の夢と冒険】

第四話 青い空、青い海 (一八○九年夏 ~ 一八一一年秋 ポルトガル→スペイン→アルバニア→ギリシア→トルコ→ギリシア→イギリス 1/18 ) このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 「ヨーロッパ大陸はナポレオンのおかげで火薬庫同然だ。」クィー…

【読書ルームII(36) 黄昏のエポック- バイロン郷の夢と冒険】

第三話 ため息橋にて (1816年秋-1818年初、イタリア 13/13) このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 ローマに一ヶ月滞在した後、バイロンはヴェニスに帰ることにした。ホブハウスはバイロンに尋ねた。「ナポリは見ないのか?」バ…

【読書ルームII(35) 黄昏のエポック- バイロン郷の夢と冒険】

第三話 ため息橋にて (1816年秋-1818年初、イタリア 12/13) このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 [ローマのトレヴィの泉] 「僕はイタリア語は苦手だから、元気になったら内容を翻訳して僕に教えてくれ。今は健康を取り戻す時だ…

【読書ルームII(34) 黄昏のエポック- バイロン郷の夢と冒険】

第三話 ため息橋にて (1816年秋-1818年初、イタリア 11/13) このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 [同じラテン系の国でもナポレオン・ボナパルトに対する評価はスペインとイタリアでは正反対のようである。上はヴェネツィアの美…

【読書ルームII(33) 黄昏のエポック- バイロン郷の夢と冒険】

第三話 ため息橋にて (1816年秋-1818年初、イタリア 10 /13) このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 「ああ、バイロン。世が君を愛さないなんて、そんなことがあるものか・・・。世は君のことを愛しすぎるほど愛していたし、今で…

【読書ルームII(32) 黄昏のエポック- バイロン郷の夢と冒険】

第三話 ため息橋にて (1816年秋-1818年初、イタリア 9/13) このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 クリスマスが終わり、年が明けて、ヴェニスはカーニバルの季節になった。先輩詩人のトマス・ムーア宛ての手紙の中にバイロンは詩…