黄昏のエポック - バイロン郷の夢と冒険

かわまりの読書ルーム II

Entries from 2021-08-23 to 1 day

【読書ルームII(24) 黄昏のエポック- バイロン郷の夢と冒険】

第三話 ため息橋にて (1816年秋-1818年初、イタリア 1/13) このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。ヴェネツィアの写真を多数掲載予定。 [ヴェニスの「ため息橋」はサンマルコ広場の隅、グラン・カナル(大運河)の河口でアドリア海…

【読書ルームII(23) 黄昏のエポック- バイロン郷の夢と冒険】

第ニ話 優しき姉よ (一八一四年 ~ 一八一六年 イギリス 6/6) このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 その後、ホブハウスはほとんど毎日のようにバイロンを訪ねて旅行中の計画やイギリスで自分がバイロンに代ってできることなどを細かく尋…

【読書ルームII(22) 黄昏のエポック- バイロン郷の夢と冒険】

第ニ話 優しき姉よ (一八一四年 ~ 一八一六年 イギリス 5/6) このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 「拝啓 親愛なるバイロン卿。つい最近知ったある事実によって、私は貴殿がどう主張しようとバイロン夫人と貴殿がこれ以上は一緒には暮…

【読書ルームII(21) 黄昏のエポック- バイロン郷の夢と冒険】

第ニ話 優しき姉よ (一八一四年 ~ 一八一六年 イギリス 4/6) このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 「親愛なるエスター私は何て大きな間違いを犯してしまったのでしょう。私はBが私に相応しいと周囲に言われて自分でもそう思いこんでい…

【読書ルームII(20) 黄昏のエポック- バイロン郷の夢と冒険】

第ニ話 優しき姉よ (一八一四年 ~ 一八一六年 イギリス 3 /6) このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 「親愛なるエスターBの姉が逗留しています。彼女を観察しているうちに彼女がどういう人なのかわかってきました。彼女がBに生き写し…

【読書ルームII(19) 黄昏のエポック- バイロン郷の夢と冒険】

第ニ話 優しき姉よ (一八一四年 ~ 一八一六年 イギリス 2/6) このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 一八一五年一月二日、男爵ジョージ・ゴードン・バイロン卿と男爵ラルフ・ミルバンク卿の令嬢アン・イザベラ・ミルバンク嬢はイギリス北…